JupyterでGo言語とJavaScript(Node.js)を使う

以前、

仮想マシンでJupyterを使うときの初期設定

を書いたのですが、さらに設定を追加しました。

Jupyterの拡張機能が結構充実しているので、どうせならPython以外の言語も使えるようにしておきたいところです。

今回はGo言語とJavaScript(Node.js)を使えるようにしました。R言語やRubyも使えるようにしたいのですが、目下の課題で使う予定がないので、また必要になった時に設定しようと思います。

JupyterでGo言語

Go言語を使うためには、gophernotesをインストールします。

まずはOSのバージョンを確認します。

$ cat /etc/os-release 

バージョンは14.04でした。他のバージョンで検証していないので、以下このバージョンを前提にします。

また、Go言語のバージョンは1.9.2でやりました。

gophernotesをインストールするためにZeroMQ 4.X.Xが必要なので、インストールします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y libtool pkg-config build-essential autoconf automake uuid-dev

$ wget http://download.zeromq.org/zeromq-4.0.5.tar.gz
$ tar xvzf zeromq-4.0.5.tar.gz
$ cd zeromq-4.0.5
$ ./configure
$ sudo make install
$ sudo ldconfig

あとは、

$ go get -u github.com/gopherdata/gophernotes
$ mkdir -p $(jupyter --data-dir)/kernels/gophernotes
$ cp $GOPATH/src/github.com/gopherdata/gophernotes/kernel/* $(jupyter --data-dir)/kernels/gophernotes

としてkernelを追加すれば、ノート新規作成時にGoを選択できるようになります。

JupyterでJavaScript(Node.js)

ijavascriptをインストールします。

npmは入っている前提(自分の場合、5.6.0)で、

$ npm install -g ijavascript
$ ijsinstall

とすればいいだけです。

ES2015 (ES6)が普通に使えて感動します。